6月のおさらい会が終了しました

当教室ではレッスンの一環として定期的におさらい会を開催しております。先週日曜日に今年度の1回目のおさらい会が終了しました。

参加は自由参加ですが多くの生徒さんが参加して下さり、午前中は小さな生徒さんを中心におさらい会と幼児さんのグループレッスンを、午後から夜にかけては中高生の楽典レッスン、おさらい会と充実の1日になりました。

午前中9:30からのおさらい会は、小さな生徒さんを中心に今回が人前で演奏を披露するのが初めてのデビューの生徒さんも多く、生徒さんも親御さんも私もドキドキハラハラな気持ちでしたが、皆さん第1関門突破!・・・頑張って弾ききった!

午後は中高生のグループレッスンをして普段取り組んでいる楽典のワークを進めながら、音程の項目の踏み込んだ内容を説明しながら問題を解き、知識を定着させます。バッハのインベンションやシンフォニア、平均律に、モーツァルトやベートーベンやハイドンといった古典のソナタを勉強している生徒さんたちにとって、楽典のきちんとした知識は必須!特に調性を理解することは説得のある演奏をするためには大切になってきます。楽典やソルフェージュは本来ならピアノレッスンと同じように定期的に時間をかけて習う必要もありますが、こういう機会に少しでも勉強をしてもらえたらと思います。

楽典が終わって、そのまま夕方からのおさらい会がスタート!小学1年生の生徒さんから高校生まで、いろいろな段階の生徒さんたちが弾きました。

普段、一人でレッスンに来る生徒さんたちがほとんどで、レッスンでどのようなことを指導しているかも演奏後に解説付きで進めました。

おさらい会全般で皆さんに共通していたのが、スタッカートやスラー、アクセントといったアーティキレーションを弾くときの手の状態や腕の使い方が、音色にどのように影響するのかという部分で、これは小さな生徒さんが、導入や初級の曲を弾くときから意識できるようにレッスンしております。ピアノというメカニックな楽器、鍵盤の扱い方次第で多彩な響きを出せるようになりますし、その技術的なものと感情的な表現力が合わさって演奏が音楽的になります。

今回、参加した生徒さんたちはギリギリまで暗譜が〜〜〜!とかピンチ〜!みたいな生徒さんもいたのですが、見送らずに参加を決意し、生徒さんそれぞれに逃げずに頑張って自分をアップデートできた子、練習の足りなさを自覚した子、色々と学びがあったのではないでしょうか。普段から頑張って仕上げていた子も本番の雰囲気に飲まれて思うように弾けない場面をあったかと思います。

おさらい会は練習やレッスンでは得られない経験ができる機会です。お勉強で言ったら模試や定期試験、スポーツで言ったら試合のように、目標を設定してやりきる場数は本当に大事なのでこれからもおさらい会で自分の弱点を克服したり、緊張感に負けない強い集中力を養って欲しいです。

でも・・・音楽を皆さんで共有できる楽しみ、知らない曲を聴いたり、お友達、先輩、後輩の演奏を応援したり、そんな時間も非日常で素敵なひとときですよね!

次回は8月です!皆さんまた次の目標に向かって頑張って下さい。

あー!それにしても暑くなってきましたね!皆様体調にくれぐれもお気をつけてお過ごしくださ

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