「伴奏のオーディションがあるのでレッスンの時に伴奏のレッスンをして頂けないでしょうか・・・?」
小学生の高学年、中学生の生徒さんからそんなご要望を頂きます。
卒業式、合唱コンクールなどの学校のイベントでクラスの中から伴奏をしたいという希望者を募ってオーディションで選ばれた子が本番の伴奏者になれるのです。
ピアノを習っている子はクラスに結構いて、伴奏オーディションに選ばれる事はピアノを習っている子にとっては名誉なことなんですよね〜
教室のイベントで発表するのとは違う環境でピアノを弾くのはなんだか特別感ありますし・・・
今まで当教室でも伴奏オーディション向けにレッスンをして激戦から選抜された子が多数います。
伴奏を経験すると、
「えっ!〇〇くん、〇〇さんってピアノ弾けたんだ!意外!」→なんか周りから一目置かれる
「歌に合わせて弾くのって楽しい!」→ピアノソロとは違うアンサンブルの要素があるのでその楽しさに目覚める
「伴奏しっかり弾かなきゃ!」→途中で間違ったり出来ないプレッシャーやクラスのみんなをリードする責任感が目覚め練習の大切さに気づく。
こんなメリットがあります。
伴奏ならではの演奏のコツもあり、普段弾いている曲とは違うアプローチが必要になります。
闇雲にさらっても伴奏の良い演奏をするのは難しいので
「伴奏弾く時は絶対先生に相談してね!レッスンするからね!」と言っております。
①左右のバランス→左手で支えるバスの音、ハーモニーを担当している右手の和声感の感じ方・・・などなど右手はメロディーを弾かない伴奏の楽譜はソロと違うのです!
②ペダル遣い→伴奏だと使わないと響きが乏しくなることが多く、かといって踏みすぎると汚くなる
③指遣い→伴奏の楽譜って指遣いが書いていないことが多く、ソロと同じで最適な指遣いで弾くことが音楽的な演奏に繋がります。
上記のことを徹底してレッスンすると当教室の生徒さんたちはオーディションはほぼ選ばれています。
昨日も激戦の伴奏オーディションを制した中学生の生徒さんが来週の本番で弾くから・・・と最終チェックしました。
オーディションの頃からさらに良くなっていい感じ!来週の本番上手く弾けるといいですね〜
年少さんから教えている彼女もあっという間に中学生!ピアノで培った集中力で受験も乗り切り、凄い倍率でしたが横浜で大人気の中高一貫校に合格し、楽しそうな中学生ライフを送っています。
この3ヶ月は通学や部活と新しい環境に慣れるのが大変なようでしたが、来週の合唱コンクールでお力を存分に発揮して頂きたいです!
伴奏もピアノのソロの上達に貢献できるようなレッスンとして指導しております。オーディションに挑戦する子はぜひレッスンを受けて下さいね!