5月に入ってから気がつけばもう月末!
季節感がちょっと前と激変していて、真夏日もあり、湿気が多くムシムシな日もあり、もはや風薫る5月じゃないですね〜💦

いつも綺麗なお手入れをして下さっている地主さんに感謝!
5月のGWは毎年恒例の恩師の日比谷友妃子先生門下の発表会に出かけたり、バレエを見に行ったり、音楽や舞踊に心の栄養を沢山もらって5月がスタートしました。
ピアノ教師としてはもちろんですが、子育てする母の立場としては、小さなうちから美しいものや心が潤うようなものに触れる時間をなるべく多く与えたいなと日々思っております。そういう機会を通して無意識レベル、潜在意識レベルで感性やセンスが育つと思うのと、日々取り組んでいることに対してのモチベーションも生まれてくるような気がしております。

さて、今年も発表会の抽選の時期が始まり、秋〜春の間にどこかで当選できたらな・・・なんて思いながらチャレンジしたら、今年はなんと初回に当選が決まり、11月にさくらプラザでの開催が決定しました🎊

昨年は全然当たらずに妥協して企画も2部制にしたり、小さな会場に見合った内容にしたり工夫もしたのですが、座席数も少なく、リハーサル時間もタイトだったりしてご不便も多かったので、今年はさくらプラザで昨年とは違った趣向で開催できたらなと思います。

6月はおさらい会もあり、今取り組んでいる曲を仕上げて人前で弾くことに励んでいる生徒さんたちですが、練習の積み重ねとアウトプットする本番の機会を通して、ピアノの技術的な向上はもちろんのことメンタルでの強さも身につけて欲しいです。
時代は令和、そしてコロナや最近の情勢で世界はすっかり変わってしまったな・・・と感じることが多いのですが、物事の本質的な部分ってやっぱり変わらないなとも実感しています。
一人の母親として娘の子育てをしていてなんかコツコツやる大切さ、みたいなのを感じてもらうにはどうしたらいいかな・・・と思いついたのが、
アルプスの少女、ハイジ
を観せてみよう!!という思いつきで娘と全52話をひたすら観たのですが、これが本当に娘に刺さったようで、有名なクララの立つシーン以外でも感情をダイレクトに揺さぶったみたいで、あっという間に全話観てしまいました。
私自身が小さな頃、母と観ていて、娘がハイジと同じ5歳になったら絶対一緒に観ようと決めていたのもあるのですが、ハイジやペーターの素直さ、優しさ、そして強さに心が動かされます。
しかしロッテンマイヤーさん、今だとパワハラだね💦こわーい😵
そしてクララが立ち、歩くために頑張るシーンとか娘は何かを感じたようで、ピアノの練習する時のマインドも観てから変わったみたい!
クララも中々立つところから歩くことが出来ず、挫折しそうになったり、自暴自棄になったりするところから、自分と向き合って粘り強く頑張るシーンとか、その後で自信がみなぎっていく様子とか、5歳児も共感するのですね。
時代が変化していますが、これからの時代を担っていくためには自己表現、コミュニケーション能力、自分の力で目標に向かって進んでいくこと、粘り強く取り組む力、こういった力は今まで以上に必要になりそうです。ピアノを弾くことを通してつけて欲しいです。
ハイジはピアノはやっていないけれど、自分の境遇で色々な困難があっても乗り越えていくところとか、大人の私にも本当に響きました。
なんといっても明るくて周りを惹きつけるその魅力、身近な人に全力で向き合って、幸せにしていくハッピーオーラ全開なところ、理想的だわ〜
令和っ子な娘ですが、THE・昭和なアニメで時代が変わっても変わらない大切なことを学べたようです。